2018-9-27
インコとオウム。
インコは簡単にいうと、オウム目のインコ科に属する330種類の鳥の総称ということで、
オウムはオウム科オウム目に属する21種類の鳥の総称ということです。
インコの方が種類が多いのですね。
とても頭の良いヨウムは、オウム目インコ科ヨウム属のとです。案外大きな体躯をしていますが、
ヨウムはオウムではなくてインコなのですね。
ペットでお馴染みのオカメインコは、逆にオウム目オウム科オカメインコ属で、
インコではなくオウムの仲間だったのです。
この、インコとオウムの違いはどこかというと、
オウムには、冠羽(かんう)と呼ばれる冠状の飾り羽がついています。 そして、
オウムには胃の中に入ってきた食べ物の消化を助ける胆汁を蓄える胆嚢がありますが、インコにはありません。
胆嚢のあるオウムに比べて、胆嚢のないインコのほうが排泄の数が多いとのこと。
物まねをしてしゃべるのは、オウムよりはインコの方が上手らしいです。
ヨウムなどは、簡単な言葉の意味まで理解することができるらしいのです。
中には例外もありますが、大きいのがオウムで、小さいのがインコという覚え方でも
問題はないようですし、頭にちょんまげがあるのがオウムで、ないのがインコという
覚え方でもいいですよね。
結局、種類はなんでも「うちの子が一番」なのは変わりないのですからね ^^