2019-2-13
近所のおばちゃん Ⅱ
近所の「おばちゃん」の続報です。
相変わらず午前中に現れて、本部事務所の定位置で夕方までお休みになっておりますが、
最近では仲良しの野良猫の男の子までもが一緒にお昼寝をしております。
さすがに野良猫さんなので触らせてはくれませんが、大きな物音を立てなければ
同室していてもお休みされております。
思うのは「なぜこちらがこれだけ気を遣わなければならないのか」ということですが、
「暖かくなるまではこのままにしておいてあげましょう」と観念しております。
けっこう以前からこの子たちなどを見かけていたのですが、「おばちゃん」は妊娠の兆候が
見られないので、おそらく不妊の処置はされているのでしょう。
まだまだ田布施本部のある地域では、猫は「自由外出飼育」という感覚の人が多いので、
病気や事故に遭うことが多く、どうしても長生きは難しいのです。
「自由外出飼育」と丁寧な言葉で表現しましたが、いわゆる「放し飼い」ですね。
「犬はつながれているもの。猫は自由にしているもの」といった、一昔前の感覚を何も疑わない
人がまだ多いのですが、現在の交通事情や病気のリスクを考えると、猫さんも勝手に外出させないほうが
良いと思います。
これはしつけの基本的な考え方ですが、「不必要なことは教えない」「知らなければ要求しない」
この考え方で子猫の時から対応してあげれば自由外出の必要はなくなりますよ。
その代わり雄は去勢、雌は避妊と、不妊の処置は必要になってきます。
これより先のお話は、人により考え方も違いますから割愛しますが、長生きしてくれることを
願わない飼い主さんはいないと思いますので、時代に即した対応を考えてあげるべきなのでは
ないでしょうか。