2018-6-3

紫陽花。

紫陽花。

入梅したという予報を聞いてから今日まで、梅雨らしい天気ではありませんが、

何かとこの時期は鬱陶しいので、そんな気分を少し和らげるといった感じで

この時期のお花といえば「あじさい」ですが、このお花についての

豆知識をご紹介いたしましょう。

まず、あじさいを漢字で紫陽花と書いて読ませるのはなぜかということ。

一説には『真の藍色の花が集まり咲くこと』という意味から、

漢字の『集(あず)真(さ)藍(あい)』に由来しているといわれています。

他説では、もともと唐の招賢寺にあった花で、詩人白居易が名づけたもの。

しかし平安時代に唐の「紫陽花」に日本の「あじさい」という名前を

当てはめる用法が広まり、そのまま定着したということです。

もう一説、先に「あじさい」という呼び名があり、後から「紫陽花」という字をあてたからです。

などと、あじさいの語源には諸説ありますが、最も有力なのは、藍色が集まったものを意味する

「集真藍(あづさあい/あづさい)」がなまったという説が有力とされています。

あじさいは大変古くから親しまれていて、日本最古の和歌集『万葉集』では、

「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」と

書かれているということです。

さて、あじさいは強い日差しが苦手で、多量の水分を吸収する植物ということで、

育てる上では十分な水分を欠かすことができないそうです。

あじさいの原種として国内に自生しているガクアジサイも、暖かい太平洋側の海岸や

日当たりの悪い裏庭など、土が十分に水を含んでいる場所に多く見られます。

実際、あじさいは水分を失うとすぐにしおれてしまいます。 強い日差しに当たろうものなら

可哀想なくらい元気がなくなってしまいます。 栽培するときは、日のあまり当たらない所に置いて、

水やりをこまめにやるのが、よい花を長持ちさせる秘訣のようです。

さて実は、アジサイには色素が一つしかなく、その物質が「アントシアニン」だと。

あじさいの花が青色へ変化する為には、土壌が酸性で土壌にあるアルミニウム成分が酸で溶け、

あじさいの根から吸収されて色素と化学反応し、初めて青色に花が変色します。

逆に、土壌がアルカリ性だとアルミニウムイオンはとけにくいので赤色になる、ということで、

紫陽花の様々な色味は地面の差だったのですね。

最後に、あじさいのお花のように思われている部分は、実は花ではなく「額」

という器官だということですが、もうそこは、お花でいいのではないですかね^^

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